猫と子ども

猫を飼っています。14才のけっこうなおじいちゃん猫です。


猫がいる家で、子どもが生まれるとなると、やっぱりいろいろと心配しました。

もし赤ちゃんが猫アレルギーだったらどうしよう、、、

結婚前からずっと一緒の猫を、その場合は実家に帰すしかありません。

でも猫と別れるなんてできない~~!

・・・全然大丈夫でした。今のところアレルギーは出てません。


それから、もしかしたら赤ちゃんに飛びついたり噛みついたりするかもしれない、、、

という心配も。

あまりかしこくない猫なんです。

野良出身だからか、クールな性格で、私が構いすぎるのを うっとうしいなぁとよけていく感じ。

そして子猫の頃から、ついおもしろくて、じゃれて戦いごっこをしていましたので、爪がひっかかってよく腕に切り傷を作っていました。そういう風に育ててしまったので、、、

・・・これも、全然大丈夫でした。

子どもが家に来た日から、不用意に近づくことなく控えてくれています。

寝床にしてたベビーベッドにもまったく乗らなくなりました。

つかずはなれずのいい距離を保ってくれています。

こんなにかしこかったのか!と驚きでした。


そして、最後にもうひとつ。

小さいころから飼いたくても飼えなくて、大人になってからやっと飼えた猫。

結婚して一時期は離れて暮らしましたが、猫のいない暮らしに耐えられず、主人に頼みに頼み込んでペット可のマンションに引っ越し、実家から引き取りました。

猫はどんな猫もかわいいと思います。よその猫も、猫の写真も。

対して、子どもはどうかというと・・・よくわからない。

子どもを見ると「かわいい~~!」と寄っていく人はほんとにこども好きなんだなあと思います。残念ながらそういうタイプではなく、身近に小さい子もいなかったし、接し方がわからず、子ども連れのママはピリピリしててちょっと苦手、とまで思っていたので、

(子どもより猫の方がかわいかったらどうしよう)

猫ほど子どもを愛せるのか?

と、真剣に悩みました。

が、これもまっっったく大丈夫でした。

それまで猫ばっかりだったデジカメのデータが、出産後から子ども一色。ときどき、子どもと猫 に。

いつでも居場所を把握してたのが、今では(あれ?午前中 ねこ見てない)ということもしばしば。

比べものにならんぐらい自分の子はかわいいです。猫ごめん。


子どもが寝てから、猫が甘えにきます。前は自分から来ることはあまりありませんでした。寝てるとこをなですぎたりしてよく噛まれたことを思えば、今がいい距離感のようです。


まだ足腰も歯も丈夫で、去年末にお腹のできものを取る手術をしましたが、けろりと回復し、変わらず平穏に過ごしています。

子どもに追いかけられることもありますが、まだまだ猫の方が速いので、余裕でかわしています。

子どもの記憶に残るぐらい、長生きしてもらいたいです。

(生後1週間ごろ 猫と)

発達障がい児ママの会 いちごみるく

姫路市社会福祉協議会 子育て支援事業 城陽支部 「発達障がい児ママの会」 ウェブサイト